カミーノのホームページをご覧いただきありがとうございます。
代表取締役の西村と申します。
私は小児科医で、中でもこどもの心や発達を専門としております。
カミーノの前身である『児童発達支援 カミーノ』でも施設長として、支援の内容監修などに携わっておりました。異動に伴い、前運営法人である光仁会様との協議の結果、私が直接運営を担うこととなりました。
私が医師として最も重要視していることは、常に医学的な根拠をもって診療することです。「信念」や「想い」は大切ですが、しばしば独善に陥ります。現在の医学水準に沿った根拠（エビデンス）のある診療を行うことが、医師として患者様に真摯に向き合う姿勢だと思っています。
カミーノの活動も同様です。
「信念」ではなく、根拠を示すことのできるような関わりを目指しています。
子どもへの介入はエビデンスを出しづらい分野です。ある限られた技能向上ならともかく、子どもの健やかな成長を約束する介入手法は未だ確立されていません。ただ先人たちの努力から、どのような要素が重要か、どのような関わりが健全な発達を損ねるのか、正しいとされてきた方法が実は効果が低かった、そうした知見が積み重ねられてきました。
カミーノでは、画一的な「方法」は採用していません。
スタッフがその都度「方法」を考えます。ただし、それらは思い付きや信念で組み立てられたものではありません。お子様の健やかな成長にとって重要とされる「要素」を入れ込んだ方法となるよう日々心掛けています。
代表取締役・小児科医
西村一